🛀お風呂が楽しくなる くーたんの生活絵本『おふろにちゃっぽーん!』レビュー

1歳〜

やわらかな色づかいと、心地よいリズムのことば。

毎日の「おふろタイム」がちょっぴり楽しくなる絵本です。

1〜2歳の小さな子どもにぴったりな生活絵本で、“お風呂って気持ちいいね”という気持ちを自然に育ててくれます。

お風呂が苦手な子でも、この絵本を読むと「ちゃっぽーん!」「ざぶーん!」と声に出して楽しみながら

お風呂に入りたくなる、そんな魔法のような一冊です。

どんなお話?

お話の主人公は、くまのようなキャラクター「くーたん」。

「おふろにはいろう」という言葉とともに、お風呂に入る準備をして、「ちゃっぽーん!」とお湯の中へ。

くーたんは、まずおしりをあらって、あたまをあらって、体をゴシゴシ……。

お湯をかけて、泡を流して、きれいさっぱり!

そんな一連の流れを、リズムのある言葉でテンポよく描いています。

絵本を読みながら一緒に体を洗うまねをしたり、「ここあらって〜」と声を合わせたりすると、まるで親子でお風呂に入っているような気分に。

文字は少なめで、テンポがよく、0歳後半〜2歳ごろの子にも分かりやすい内容です。

ここが好き!

🎵 リズミカルで楽しい

この絵本のいちばんの魅力は、なんといっても“音の楽しさ”。

「ちゃっぽーん」「ざぶーん」「ごしごし」などのオノマトペがたくさん登場し、

リズムに合わせて読むと自然と笑顔が生まれます。

お風呂の時間がちょっと苦手な子も、この音のリズムをきっかけに“楽しい”気持ちへ変わっていきます。

実際に読み聞かせをしてみると、「ちゃっぽーん!」のところで声を合わせる子や、

ページをめくるたびに手をバシャバシャする子もいるんですよ。

🧼 お風呂で体や頭を洗う流れがわかる

「おしりをあらって」「あたまあらって」など、お風呂での動作が分かりやすく描かれているので、

生活習慣を覚えはじめる1〜2歳の子どもにぴったりです。

絵本の中のくーたんと一緒に洗うことで、

「つぎはどこ?」「じぶんでできた!」という気持ちが育ちます。

日常生活のしつけを“教える”というよりも、“まねして楽しむ”スタイルで身につけられるのが魅力です。

🐰 シンプルで見やすいイラスト

ページ全体に余白が多く、淡い色合いで描かれているので、

小さな子でも絵をじっくり追いやすい構成になっています。

お湯のあたたかさや泡のふわふわ感、くーたんの表情のやさしさなど、

絵そのものが“安心感”を届けてくれるよう。

きたやまようこさんらしい、やさしくて温かいタッチが読み手にもほっとする時間をくれます。

📚 シリーズで楽しめる!

『おふろにちゃっぽーん』は、くーたんの生活絵本シリーズのひとつ。

同じシリーズには、

「はみがきしてもいいですか?」

「いっしょにねるこだぁれ?」など、

お風呂以外の生活場面をテーマにした絵本もあります。

どれも1〜2歳の子が興味を持ちやすいテーマで、

“楽しみながら生活習慣を身につける”ことを大切にしています。

また、きたやまようこさんのもうひとつの人気シリーズ、うさぴょんのせいかつ絵本もおすすめ。

「あなたのおなまえは?」「こっちとこっちどっち?」「とんとんはいってます」など、

シンプルで心あたたまるお話がそろっています。

どちらのシリーズも、読み終わったあとに「もういっかい!」と子どもが言いたくなる魅力があります。


ちょっぴり気になったところ

最初におしりだけ洗って、あとでもう一度体を洗うシーンがあります。

「順番が少しちがうかも?」と思うママ・パパもいるかもしれません。

でも、この絵本の主役は“生活の正確さ”よりも、

“お風呂って楽しい!”という感覚。

子どもにとって大切なのは、流れを覚えることよりも、

楽しい気持ちでお風呂の時間を受け入れることなんですよね。

だからこそ、この「ちょっとハテナ」も

読み手の親子で笑い合える余白として楽しめます。


まとめ

『おふろにちゃっぽーん』は、お風呂がちょっぴり苦手な子どもにもおすすめの、

“おふろデビュー絵本”です。

お風呂という日常の中にある、ぬくもりやリズム、そして親子のふれあいを

やさしく描いたこの絵本。

読むたびに「ちゃっぽーん♪」と声を合わせたくなり、

親子のコミュニケーションが自然に生まれます。

くーたんと一緒に、お風呂の時間をもっと楽しくしてみませんか?

おまけ🍫くーたんの絵本シリーズ紹介

くーたんが「はみがき」の大切さを楽しく学ぶお話。

歯みがきがちょっぴり苦手な子にもおすすめです。

眠る前の“おやすみなさい”をテーマにした、あたたかい絵本。

一日の終わりに読み聞かせるのにぴったりです。

おまけ2🍫🍫うさぴょんのせいかつ絵本シリーズ

「なまえを呼ぶ」「伝える」ことのうれしさを描いたお話。

やさしいことばで“じぶんらしさ”を感じられます。

選ぶこと、考えることを楽しく学べる絵本。

子どもの好奇心をくすぐる内容です。

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